振替休日

なぜこのブログのタイトルを「振替休日」にしたのかという話です。

 

私は振替休日が好きです。特に、高校の「歩く会」の振替休日が好きでした。(歩く会については、話すと長くなるのですが、学校の割と体力を使う行事だと思ってください)

 

好きなだけ眠って、昼頃に目が覚める。両親は仕事があるし、年の離れた弟と妹は学校に行っている。空っぽの家で昼ご飯を適当に済ませて、まだ重い体、浮遊する意識のまま駅ビルをふらふら歩いて、何を買うでもなく帰る日。

 

それか、何をするでもなく自室の床に寝そべって、いつの間にか寝ていて、気がついたら夕方4時。もう今日は何もできないな、そんなけだるい日。

 

高校時代は、まず部活、そうじゃなければ勉強、っていう生活だったから、こういう「何でもない日」が心地よかったのだろう。

 

教員を目指している人間が言うことじゃないけど、授業のサボり方とか教えてあげたかった。

 

普通の休日は「何かしなきゃ」と思ってしまう。何をしてもいい日、何もしなくてもいい日が欲しい。

 

最近、高校の友達とこういう日を「虚無曜日」と名付けました。

 

振替休日の持つ自由さと気だるさがとても魅力的なのです。