趣味と教育

今日はプログラミング教育関係の本を2冊ほど読みました。

 

 

小学校にプログラミングがやってきた!  超入門編

小学校にプログラミングがやってきた! 超入門編

 

 

 

印象的だったというか、ハッとしたことは、プログラミング技術、もしくはプログラミング的思考を、将来の仕事に活かすだけではなく、趣味にも活かすという考え方。

 

教育のゴールを、しばしば「良い仕事につく

」とか、「社会の発展に貢献する」とか、職業に繋げがちな自分の癖が見えてきた。そういえば、小学校で「将来の夢」を書くときは、つきたい職業を考えていたし。そうか、プログラミングを趣味に使う。なるほど。

 

そもそも、「社会人」ということばについて、私たちは職業人、仕事をしている人を想像する。社会人のイラストを書くとしたらスーツを着ているだろう。しかし、私たちの「社会」は、仕事だけではない。趣味や生活の時間も、1つの社会の要素に違いない。

 

もちろん、仕事が生きがいという人がいてもいい。でも、仕事は生きるための手段で、趣味を大事にしたいという生き方もまたあって良いはず。

 

だから、趣味に出会わせる機会を作るのは、教員の役目でもあるな、と感じた。これは今まで考えたことのない視点だった。これも立派な社会人の育成だと思うよ。

 

そのためには、先生も趣味を適度に持っていると良いなと思う。教員は親の次に身近な大人だから。

 

プログラミング教育の実践、上手く行くといいな。