雨の日の夢

なぜか私は昔好きだった人の奥さんの出産に立ち会っていた。赤ちゃんが出てきたときに、血の匂いで吐いてしまい、同時に涙が出て止まらなくなった。サークルの先輩が耳元で「またあなたより大切な人ができちゃったわね」と言って、笑った。赤ちゃんを腕に抱くと、血の匂いとミルクの匂いでまた吐きそうになり、私はそのまま崩れ落ちて泣き叫び続けた。そういう夢だった。

 

自分が大切に思っている人が自分のことを大切に思っているとは限らないし、その人にとって大切な人は、どんどん更新されていってしまう。

 

目が覚めた。10時。合奏に行かないと。