短所を長所にするのは簡単なことではない

「あなたの語りはスムーズではないけれど、一生懸命さが伝わってきてよいね」という評価を受けることが何度かあった。話すのが苦手な私にとって、自分の語りが好意的に捉えられていることについてはうれしく思う。一方で、きちんと思っていることをスムーズ…

やりたいこと

毎日日記をつけることにしているけれど今日は本当に眠くてどうしようもないので、大小やりたいことをメモしておくにとどめとこ 週3冊本を読む(小説、教育系、哲学系) 自分の本を出す(論文でもフィクションでもいい) 毎朝、予定をチェックして勉強する習…

精神は朽ちるか

今日、体育の授業で「心身二元論」という考え方が出てきた。これは「精神が肉体よりも上位にあり、精神は朽ちることがない」という考え方らしいのだけど、自分の中のギャルが「え?精神朽ちるくない?」と言った。そういえばこんなことを考えるのは初めてだ…

「若者ことば」は存在するか

日本語教育演習室に「若者ことば辞典」という本がある。しかし出版が平成9年のため、ほぼことばのおはかである。 若者ことばについての研究はよく聞く。しかし、若者ことばの当事者でないと、細やかなディテールまでは理解できないのだろうと思う。 例えば、…

もしも大学オケにマネージャーがいたら

もしも大学オケにマネージャーがいたら。今までも何度か考えたことはあったが、3秒後には考えるのをやめていた。マネージャーにとって何のメリットもないような気がしていたからだ。全然面白くなさそう。でも今日はちょっと先まで考えてみた。 世の中では、…

料理の効能

帰ったら野菜を刻もう。最近はいつもそんなことを考えている。料理は一人暮らしを始めるまでほとんどしなかったし、料理の内容もたいしたものではない。しかし、素材を自分の手で刻んで食べ物にしていく過程はとても豊かだと感じる。 「何が食べたいか」から…

停滞期

去年くらいから、街で知り合いに似ている人を見かけることが多くなった。もちろん、知り合いが増えたからというのが一番の要因なのだと思うけれど、同じような顔の人を同じカテゴリーに振り分けることで情報量を減らしているのではないか。 これは多分発達で…

線を引かない

昨日のキャラクターの話にも関連するけれど、性格ってないんじゃないかと思う。確かに、ものの見方・考え方は異なる。でも、それを個人の一定の性格として、集められた点を線でつないで性格としないという考え方もできるのではないか。人の点や自分の点を勝…

私たちは「サザエさん」ではない

「サザエさん」の登場人物は、基本的に成長しない。サザエさんはおっちょこちょいを繰り返し、カツオは赤点を取り続け、中島は磯野を野球に誘い続ける。それぞれの能力値は変化しないまま、物語世界を生活する。 一方で私たちの世界では、人は常に変化し続け…

風を聴く装置

「最近寒さが本格的になってきたよね。なんていうか、寒さの密度が違うもん。」1月ごろ、大学の門で通りすがりに聞いた野生の詩人の言葉である。彼の言葉を借りるなら、今はだいぶ密度が低くなって、少ししっとりした空気が頬を撫でる。寒いのは嫌だけど、季…

増殖とジレンマ

「私たちは分裂することで愛し合えるようになった」――アメーバ 後輩とご飯を食べた帰り道で高校の友達と電話をした。彼女が「アメーバの同窓会」のことを話し始めてこのような名言を残した。偉大な哲学者を友達に持ったなあ。 毎日、きらきらした朝を夢見て…

a cup of coffee

「今日、雨降るらしいよ」「うそ!」「ほんとだ、今日の夜から明日未明にかけて雨だって」「未明っていつ?」 今までは漠然と夜明けごろかな、と思っていたけれど。「未明」は「いまだあけず」かな、違う?だとしたら、夜は明けていてはいけない。夜と朝の境…

赤あかと金

箱根旅行の帰り、内部障害マークをつけた車いすの男性に声をかけられた。電車内で席を譲ったことはあったが、声をかけられるのは初めてだった。 私は目と耳が悪いので助けてくれませんか。 障がい者手帳のようなものを取り出し「助けてください」というペー…

女性アイドルの曲

ブログを始めたらいちどはやってみたかったんですけど、好きな曲を紹介します。女性アイドルの曲。 乃木坂46「他の星から」 乃木坂46 『他の星から』Short Ver. - YouTube 世界観も衣装も、振り付けもかわいい。 キャプテンがかわいい。 しあわせに思えるん…

クマのぬいぐるみ

今朝、「ボクらの時代」に『億男』の川村元気さんが出演していた。その川村さんがこう言っていた。 「ヒットの秘訣ってあるんですか?ってインタビューでよく聞かれるけど、あったら金で買いたい笑。 ただ僕は、例えば駅の入り口にクマのぬいぐるみがあった…

ピンクと水色

女子が女子になったとき、ピンクと水色のどちらかを選択するとする。 ピンクを選んだ子は、女の子らしい服を着て、早いうちから恋愛に参入し、「かわいく」生きるルートを選択する。この選択は、特に思春期には大変リスキーで、同性の敵を作りやすくなる。 …

振替休日

なぜこのブログのタイトルを「振替休日」にしたのかという話です。 私は振替休日が好きです。特に、高校の「歩く会」の振替休日が好きでした。(歩く会については、話すと長くなるのですが、学校の割と体力を使う行事だと思ってください) 好きなだけ眠って…

ハルコ

「ただいま」 私は玄関でパンプスを脱ぎ、レースのフットカバーを剥して洗濯機に放った。ほろほろと私の体の形が崩れて、やがて半透明で水色の、ゼリーのような物体に形を変えた。 「おかえり!」 部屋の奥からハルコが私を迎えた。ハルコは床に散らばった私…

跳馬問題

ポルノグラフィティの名曲、「ハネウマライダー」をご存知だろうか。 記憶ではポカリスエットのCM曲だったはず。爽快感のある心地よい曲である。 しかし、私はここでかねてからの疑問点を発表していきたい。言わずと知れた名曲なので、歌詞全体を書き出すこ…

英才教育

父は私に音楽の英才教育を授けていたと知った。 とはいえ、ピアノやクラシック音楽ではない。父親は野球部だった。うちの家族にピアノが弾ける人間はおらず、もれなく私も弾けない。 私はどちらかというとバンド音楽やポップス、ロックを好んで聴いていて、…

趣味と教育

今日はプログラミング教育関係の本を2冊ほど読みました。 小学校にプログラミングがやってきた! 超入門編 作者: 上松恵理子 出版社/メーカー: 三省堂 発売日: 2016/11/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 印象的だったというか…

雨の日の夢

なぜか私は昔好きだった人の奥さんの出産に立ち会っていた。赤ちゃんが出てきたときに、血の匂いで吐いてしまい、同時に涙が出て止まらなくなった。サークルの先輩が耳元で「またあなたより大切な人ができちゃったわね」と言って、笑った。赤ちゃんを腕に抱…

天体観測

ずっと度が合っていなかったので、眼鏡を買いに行った。 「普段コンタクトはお使いですか?」普段はコンタクトだし、度が合っていない眼鏡で東京の街は歩けない。水戸くらいならいける。普段から眼鏡をかけていたときに、水戸から東京に行くバスに眼鏡を置き…

ウォシュレット

突然ですが、ウォシュレットを使ったことがありません。皆さん使ってますか、ウォシュレット。 何故か。実に単純な理由で、幼少期のトイレトレーニングで、 「このボタンは押すなよ」 と、母親に言われていたから。実際、弟は押してそれはまぁ大変なことにな…